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―時の棲処―

 「十二国記」「鋼の錬金術師」の二次創作文章をUPしてます =注意・R18です=

= about =

本ブログは、「十二国記」「鋼の錬金術師」の二次創作と
オリジナルの創作文章を掲載しています。
各版権の原作者さま・出版社さまとは関係ありません。


・一個人の勝手な妄想二次創作にご理解いただける方
・18才以上の方 <全編R18の恋愛表現を含みます>
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☆十二国記
 ・「カテゴリ」の「▼十二」表示のものです
 ・「本編」「完結編」は、一つのお話に陽子受の複数CPが混在します
 ・すべて完結、更新停止してます

☆鋼の錬金術師
 ・「カテゴリ」の「▼鋼」表示のものです
 ・基本ロイアイ/マイオリ主義ですが、過去別CP描写あり
 ・一つのお話にロイ攻の複数CPが混在します
 ・本編は連載中です(未完結)

☆オリジナル
 ・「カテゴリ」の「▼オリジナル」表示のものです
 ・現在は "銀盤" → "フィギュ○ス△ート" のお話を連載中(未完結)
 ・冒頭記事=○○編について=を必ずお読みください


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    01:35 | Comment : 10 | Top

時の棲処・1


陽子がこちらに気付いているのを意識しながら、延は女の耳に囁き続けた。


「待て、陽子」
陽子は足を止めない。
そのまま街外れに向おうとするのを、延は人混みを掻き分け、ようやくその肩に追いついた。
「陽子、話を―」
無言で手を振り払う強い抵抗。延も力を込め、強引に振り向かせた。
「よ――」

言葉が、続かなかった。
陽子のいつもの射るような強い視線、だがその頬に、およそ見たことのない涙が伝っていた。



もう、止められない―――。


陽子の涙を見た瞬間、延は自覚した。
力づくで抱え込むように宿に連れ込んだ。
その剣幕に、もう馴染みのいつもの店員が、転ぶように後を追ってきたが、鼻先で払われた。
そんなことは馴染みとなったここ数年で初めてのことだったし、いつもの磊落な表情とまるで違う、その上客の獰猛な気迫に、店員は竦み上がった。



扉をきっちりと閉めて、奥の寝台に辿り着くまでの間に、腕の中の陽子に初めて口吻けた。
陽子は一瞬躯を強張らせたが、特に抵抗せず、延が半ば乱暴に放り投げた寝台に沈んだ。

どちらも、無言だった。

手早く着物を脱ぎ捨てた延が、寝台を軋ませ、上ってくる。


覆い被さってくる延を、こんな風に見上げる日が来ようとは――。

陽子は、不思議な気持ちで、延の瞳を見つめた。
その静かな瞳がまた、延を煽る。




    20:25 | Comment : 0 | Top

時の棲処・2

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時の棲処・3

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時の棲処・4

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